納豆は「納豆の臭いが苦手」「独特のねばりがダメ」「これがないと一日が始まらない」等々好き嫌いがはっきり別れますが、納豆を知らない人を探すのは難しいくらい実に身近な食品であります。
腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える腸活は今や自己メンテナンスで必須です。特別なことはしなくても日常でできるもっとも簡単な腸活でおススメなのが、納豆を食することです。入手も極めて簡単、日本国内どこでも売ってます！
納豆大嫌いから納豆大好きに変わった人は実は意外に大勢いらっしゃいます。納豆大好きが納豆大嫌いにの逆は戻りは探した限りみつからなかったので、ちょっとしたきっかけで納豆大好きになれたら腸活を制するのも夢ではありません。
納豆を選ぶ！大豆と納豆菌にこだわりたい
納豆は健康にいいというイメージが一般的によく持たれていることから、スーパーの陳列棚にはたくさんのメーカーの様々な納豆商品が並んでます。腸活の効果を期待して、納豆大嫌いから納豆大好きになろうとしてせっかく臨むのであれば
①「国産大豆100％」と明記しているものを選ぼう
「国産大豆使用」「大豆（遺伝子組み換えではない）」などなど色々な表現で書かれていますが、国産大豆100％と国産大豆使用はまったく意味が違います。後者は全体量の国産大豆の割合が低くても書けるからです。
②天然の納豆菌が使われているのを選ぼう⇒シンプルな納豆を選ぼう
これは個人的にも衝撃的だったのですが、消費者のニーズに合わせて作られた納豆の独特の臭いが少ない納豆やビタミン〇が多く含まれた納豆を作るために納豆菌の遺伝子操作がされています。
昔ながらの納豆を作るのは現代では非常に困難をともないます。元々は藁についている天然の納豆菌から作られましたが、無農薬の藁の入手や食品衛生法で藁を殺菌しないといけないので菌が使えないなどなどの問題があります。
そこで大量生産にこたえるべく納豆菌が純粋培養され衛生的で安定した納豆の製造法が確立されました。現在では納豆菌は純粋培養された宮城野菌・高橋菌・成瀬菌です。大手は独自の菌を使う場合もあります。
原材料名に納豆菌の詳細まで書かれていませんので、表示で区別するのはできませんが納豆自体に腸活効果があるので＋αな要素は求めず、シンプルな納豆や品質や製法にこだわりのあるメーカーから購入するのがいいでしょう。
納豆大好きな人は自ら純粋培養の納豆菌を購入し手作りする方もいます。手作りが一番安心ですが、手軽に腸活を納豆で始めたい方は国産大豆100％のシンプルな納豆から始めましょう。
納豆菌と善玉菌の関係
納豆菌は人の腸にすみついている腸内細菌意外に、食べ物と一緒に入ってきても定住することができず、最終的には出て行ってしまう通過菌の一種です。
通過菌は善玉菌を増やす働きと同時に、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあります。
納豆菌の最強伝説
納豆菌は厳しい条件下では芽胞という細胞構造に変化することで熱、真空、胃液に耐久性ができ結果腸まで届いて作用することができます。
また繁殖性が他の菌より強いことから食品製造の現場では納豆がNGになっています。たとえば造り酒屋では納豆厳禁です。
でも要注意！アツアツご飯に納豆はダメなんです！！
最強なら定番のアツアツご飯に納豆は大丈夫に思えますが、食べる状態での納豆菌には水分があるため、その場合の納豆菌の耐熱温度は約50℃くらいになりますので、出来立てアツアツのご飯（約65℃）に納豆をかけるのは控えましょう。
納豆大嫌いな方に送る納豆大好きへの一歩
納豆＋油分を含んだ〇〇がポイント！
納豆が嫌いになる要素を油分が優しく包んでくれます。
マヨネーズ・・・味をとてもマイルドにしてくれて、印象もマヨネーズがやや勝つところがいいようです。＋ツナ缶、＋キャベツの千切りを入れるレシピも他にありました。サラダ感覚でいきましょう。
カレー・・・ココイチのメニューにもありましたから別に特異なことをしているわけでもないしと自分に言い聞かせつつトライすると、合います！ねばねば感も緩和してくれてます。
まとめ
腸活の始めの第一歩にもってこいの納豆 ！一番お手軽、リスク最小で一番のおススメ腸活法です。ヨーグルトは数ある乳酸菌の種類の中から自分の腸に合うものを探さないといけないのですが、納豆は選ぶコツさえ分かれば簡単です。
ぜひ試してみてくださいね！
