あなたは１日にペットボトルを何本飲みますか？暑い夏ならもちろんのこと冬でも室内の暖房による乾燥で結構飲みませんか？仕事の合間の休憩にお茶で一息入れること多いですね。
休日に家でゆったりと過ごす日にマグカップ何杯のコーヒーなどを飲みますか？
日常生活において私達は色々な飲み物を、様々なシチュエーションで１日に何度も飲んでいますね。個人のし好がよく表れるところですが、実は飲み物も腸活できるチャンスなのです。
例えばお茶の苦み成分のカテキンが血中コレステロールを減らし、脂肪吸収を抑える効果が確認され、今や各飲料メーカーから特保のペットボトル商品が多く販売されてます。
カテキンのように植物が元来持つ化学物質はフィトケミカルと呼ばれ、ハーブにも数多くの種類のフィトケミカルが含まれます。なかでも腸活にとても貢献してくれるハーブを今回紹介します。
ハーブティーというと一部の人が楽しむものだという距離感がありましたが、最近はカフェでもコーヒーや紅茶以外にノンカフェインメニューとしてハーブティーをがあるところが増えてきているので随分と身近なものになりましたので気軽に試せますよ！
腸活でおススメのハーブティーはズバリ、カモミールティー！
カモミールはハーブの中でとてもメジャーなもので、4000年前の古代エジプト時代から「太陽神への捧げもの」と呼ばれ使われています。
一般的に「ジャーマンカモミール」と「ローマンカモミール」の2種類があります。
ジャーマンカモミール
ハーブティーとして広く親しまれているのはジャーマンカモミールです。花の部分を摘み取って作られた薄黄色のお茶で、リンゴのような甘い香りがします。
ローマンカモミールは苦みがあり、精油としてアロマテラピーで使用されます。
というわけで今回、飲み物で腸活のテーマで取り上げるのは、ハーブティーに使われるジャーマンカモミール（学名：Matricia chamomilla）になります。
カモミールの腸活における効果とは
カモミールに含まれる主なフィトケミカルのアピゲニンとマトリシンに注目です。
胃腸への効果
アピゲニン・・・血液の流れをよくし、体を温める働きがあります。
マトリシン・・・胃の炎症を鎮め、弱った胃腸の粘膜を回復させる働きがあります。
リラックス・安眠効果
アピゲニン・・・神経を興奮させる物質ドーパミンを抑制します。
消化器官の胃腸と精神は密接な関係があり、よくストレスで胃が痛くなったり、下痢したりすることがあります。
カモミールはリラックス・安眠効果からストレス緩和と胃腸への働きがあるので包括的効果が期待できるのが強みです。
カモミールティーを購入する際の注意点
- 生とドライがありますが、ハーブティーの主流で扱いやすいドライハーブです。
- ドライでも食用とポプリ用があります。
- 入門なら、相性がはっきりしやすいので１種類のハーブからなるシングルティーがおススメです。
- 「お腹のスッキリ」など症状由来の商品名で複数のハーブからなるブレンドティーがあります。
- 産地と学名が明記しているものを選びましょう。
- 似たような名前が多いので、学名を確認して購入しましょう。今回の場合は「Matricia chamomilla」と明記しているものです。
- 信頼できるお店から購入しましょう。
- 大量に購入せず、短期間で使い切る量を購入しましょう。
カモミールを控えないといけない人
- カモミールはキク科なので、キク科アレルギーの方注意してください。キク科のブタクサ等にアレルギーを持つ方も同様です。カモミールのシングルティーは選ばないとしても、ブレンドティーを飲むときもブレンドされてないか注意です。
- 妊娠中の女性も控えましょう。カモミールは子宮の壁の平滑筋に働きかける作用があるためです。
まとめ
一つのハーブが胃腸と精神状態に働きかける二役をこなすなんて驚きですね。密接な関係があるところに包括的に働きかけるカモミールは、まさに腸活にふさわしいハーブといえます。
特保のペットボトルではコレステロールや脂肪に特化したものが多いのですが、腸活しているあなたにはマイ特保飲料として、カモミールティーを断然おススメします！
1週間に買う全ペットボトルのうち１～２本だけからとか、就寝前の１杯にとか、休日のマグカップ５杯のうち１杯だけからでもカモミールティーで腸活始めませんか？
毎日のドリンクチョイスに是非取り入れてみてくださいね。
